MODEプラットフォームにおける
サービスレベル目標

MODE platform Service Level Objective (SLO)

MODEプラットフォームは、維持するべきサービスレベル目標(SLO)を下記の通り設定しています。

サービス基準

サービス時間 365日24時間 無停止(計画メンテナンスを除く)
計画メンテナンス 7日前以上にアナウンスをするものとする
稼働率目標 99.5%以上

用語の定義

ダウンタイム : ダウンタイムは下記項目の通り、提供しているMODEのサービスがダウンしているとみなされた時間(分)と定義されます。
- MODEプラットフォームはすべてのトラフィックで失敗した場合。トラフィックの一部に影響を与える問題は、ダウンタイムとはみなされません。
- 障害が3分間以上継続した場合
- ネットワーク障害など、MODEによる制御が及ばない問題は対象とダウンタイムとはみなしません。
- 計画的なメンテナンスのためにサービスが利用できない時間は、ダウンタイムとはみなされません。

稼働時間 : 稼働時間は以下の計算式で計算されます。
稼働時間= 365 x 24 x 60 (分) - (365日間の合計のダウンタイム(分))

稼働率 : 稼働率は以下の計算式で計算されます。
稼働率 = 稼働時間 / (365 x 24 x 60)

範囲 : 以下のサービスは、稼働時間の計算に対して測定されます。
- api.tinkermode.com API のエンドポイント
- Event and webhook traffic (イベントデータWebhookのトラフィック)
- Time-series Database (TSDB) Read / Write / Bulk apis (時系列データベースの読み込み、書き込み、バルクAPI)

以下のサービスは管理ツールとなり、プラットフォームの一部ではないため、稼働時間の計算には含まれません。
- OTA Update service (OTAアップデート)
- Stream Data service (SDS) (ストリームデータサービス)
- Developer Console (開発者コンソール)

サポートレベル目標

復旧までの平均予想時間 1時間以内
復旧までの最大予想時間 3時間以内
監視間隔 1分
ログ 30日間保持

バックアップ

バックアップの範囲 ユーザーデータベース、デバイスデータベース、プロジェクトのコンフィグレーション、時系列データベースの保管データ
バックアップ間隔 日次
バックアップ世代 30世代
バックアップ保存期間 30日間
バックアップからの復旧に必要な時間 48時間以内

セキュリティ

通信路 すべての通信はTLS1.2で暗号化されています。 暗号化のされていないHTTP / MQTTの利用も許可されていますが、本番環境では利用をお勧めしません。
パスワード ハッシュ化されたパスワードのみ保存
監査ログ セキュリティ監査を6ヶ月毎に実施

以上