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 スズキ株式会社 
S_SUZUKI_horizontal  https://www.suzuki.co.jp/

  イノベーション推進担当
  馬場 一樹 様

プロジェクトを一緒にやって一つのチームになれた

二輪車、四輪車、マリン、シニアカー、様々な製品をその時代や地域に合わせて生み出してきたスズキ株式会社は、今年創立100周年を迎えました。そして「お客様の立場になって価値ある製品を作ろう(社是)」の原点に戻り、次の100年に向かっての土台づくりを行うため、2016年にシリコンバレーの地にスズキのメンバー3人が渡り、シリコンバレー活動拠点を立上げ。新しい価値の種を探索・創出するそしてその考える人を育てるため、いろいろな方面から新規事業開発に取り組んでいらっしゃいます。今日はそのメンバーの一人でもある馬場様にお話を伺いました。今は日本に帰られ、本社の中から新しい価値の種や社内人財の探索や育成をされています。

 


 -馬場さんのスズキの中でのミッションについて教えてください。
私のミッションは、社内にある課題やアイディアの提案、それを出してくれるイノベーティブ人財を探して、社外のパートナーとマッチングさせ、関連役員の承認を得てプロジェクト化することです。このプロジェクトのリーダーは発案者、オーナーは承認してくれた役員、私は支援者・推進者という具合です。この様なプロジェクトを生み出して増やすことで、新規事業創出に向けた企業風土改革となると信じています。

 -MODEを知ったきっかけは?
きっかけは、シリコンバレーでのあるプロジェクトです。社員が工場や開発現場などに移動する車がありまして、そのフリートの予約・管理ツールを開発するというものでした。シリコンバレーでそのパートナーを探しておりましたところ、御社にそういったフリート管理、トラッキングに関するプロジェクトをやった実績があると聞き、御社のCEOである上田さんを紹介いただきました。フリート管理については別のところになったのですが、上田さんがモチベーティブな方で御社のメリットにならないと思われるところも熱心に話を聞いてくれました。そこで私がやりたかった別プロジェクトの話をしたところ、上田さんもそれに賛同してくれまして。バイタルデータを活用したドライバーへのフィードバックシステムを作ろうというものだったのですが、技術的に不明確な部分で上田さんが壁打ち相手になってくれました。これは是非次の開発は上田さんのところと一緒にやりたいな、と思いこのプロジェクトに協力頂きました。

 

WEB掲載_写真 with motorcycle

センサーデータから事故要因をキャッチして交通事故を抑止する

- 一緒にやらせていただくことになったIoTプロジェクトについてお話していただいてもよいですか?
車内のドライバーとか乗客のバイタルデータをリアルタイムでモニタリング、ドライバーにフィードバックすることで、人的要因の事故を予防できるかもしれない、という仮説がありました。当時は、仮説はあったが技術的な仕様が決まっていない状況でバイタルセンサーとかフィードバックデバイスとか色々と探していました。ただこれらを繋げてシステム化するところに課題があり、IoTデータ収集の強みとカスタマイズの柔軟性を持つMODEさんにお願いしました。

-センサーは何を使うことにしたのでしょうか?
今はドライバーモニタリング用のカメラやレーダが出てきていますが、当時、車用・車載に向けたようなバイタルセンサーっていうのは多くありませんでした。またその車内システムのために身に付けるようなウェアラブルは普及しないだろうということを考えていたところ、広島のシートメーカーのデルタ工業さんがバイタルセンサーがとれる後付けのクッションシートを開発されているというのを見つけて、実際にそれを開発されている方々にお会いして、このプロジェクトに賛同してもらい、センサーを使わせていただけることになりました。

-スリープバスターですね。
はい。まず前提の課題として、交通事故の8割程度は人的要因による事故と言われています。その人的要因っていうのは、イライラとか、焦りとか、眠気などです。それを客観データとして取得するために、ストレスとか眠気を検知できるスリープバスターが候補にあがりました。しかし、このスリープバスターは自社システムで閉じていたので、デルタ工業の理解とMODEの技術によりオープンで他にシステムと連携出来るようになりました。他にはイライラや焦りでの乱暴な運転を加速度センサーを繋げて検証しました。これらセンサーとフィードバックデバイスは、仮説検証を繰返しながらどんどん追加・変更して最適化する予定でもありました。

スズキ発表資料の一部抜粋-1

MODEと一つのチームになれた

 -MODEを導入してから気づいたMODEのメリットはありましたか?
こっちが仕様を出して作ってくれるってとこじゃなくて、課題前提でできそうなことを考えて実行してくれる。技術コンサルとエンジニアの両面を備えて柔軟にスピード感持って取り組んで頂いたところがすごくよかったです。MODEのエンジニア集団も楽しくやりがいをもってやってくれたみたいで。MODEのメンバーと一緒にプロジェクトをやって一つのチームになれた、という感じです。ワンプロジェクトとして一つの会社みたいな感じでやっていただきました。今は、上野さんとビジネスとしてどうしたいのか、どうやってビジネスにしていこうかと、関係者の方を紹介してもらったり、色々と壁打ちさせてもらったりして、一緒にビジネスの可能性を探しています。

 

今後の展開

フェーズ1で分かったことから、フェーズ2ではビジネスのエコシステムに入る社会実装に向けた話を進めていきたいと思っています。今は、どこの領域、どこのシチュエーション、どこに入り込んでいこうか、どこに絞ってやろうか、まずはBtoBのパートナーを探して進めていこうか、という話を上野さんと一緒に進めてパートナーを探しています。事故削減をしたいという物流・フリート会社さんや保険会社さんなど。是非、パートナーシップ組んでいきたい、問い合わせしたいという方はご一報ください(注: このページの最後の問い合わせフォームからご連絡ください)。

 


インタビュー後記

MODEメンバーがお客様ともにお客様のビジネスの可能性を探しているという事例でした。フェーズ1のPoCが終わり、フェーズ2としてビジネスを構築していく段階に入っていきますが、今後もスズキ様と共に新しい取り組みを推進していければ幸いです。最後に記載されていたパートナー募集についてですが、「営業車両の事故を削減したい」、「ドライバーのバイタルデータとりたい」等のニーズがあり、プロジェクトリーダーになっていただけるパートナー様は、下記”Contact US”から「スズキ株式会社のパートナー募集について」と記載しご連絡ください。お問い合わせベースでも結構です。お待ちしております。

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