CEO
メッセージ

IoT技術に生成AIをかけ合わせることで

あらゆる作業現場での働き方に革新を起こしたい

私たちMODEは、IoT技術に生成AIをかけ合わせることで、あらゆる作業現場での働き方に革新をもたらすことを目指しています。この背景には、私自身のシリコンバレーでの経験と、日本のものづくりの強みを活かしたいという強い思いがあります。

私は2001年にシリコンバレーに渡り、GoogleやTwitterなどのテック企業で10年以上にわたりソフトウェア開発に携わってきました。シリコンバレーでは、エンジニアの自由な発想が尊重され、カオスの中から革新的な技術が生まれる環境に大きな刺激を受けました。特にGoogleでは、日本人2人目のエンジニアとしてGoogleマップの開発に関わり、多くの貴重な経験を積みました。

ウェブの世界が成熟期を迎える中、私が次に魅了されたのが、現実世界にインターネット技術を融合させるIoTの可能性でした。IoTは「ものづくり大国」日本にとって、強みを活かせる絶好のチャンスです。しかし、IoTを実現するためには、データ収集・蓄積・活用に対応できる幅広いソフトウェア開発能力が不可欠です。

そこで2014年、私はイーサン・カンとともにMODEを設立しました。私たちの使命は、企業がデータを最大限に活用できるよう支援することです。特に日本の企業が持つハードウェア技術を、シリコンバレーの発想力とソフトウェア技術と融合させることで、IoTの可能性を飛躍的に広げることを目指し、IoTプラットフォーム「BizStack」をローンチしました。

そして、2022年に登場した生成AIは、私たちのビジョンをさらに推し進める力となりました。生成AIは、IT革命を超えるインパクトを持ち、人々の生活や働き方を大きく変える可能性を秘めています。あらゆる作業現場の働き方を改善するためには、さまざまなユーザーにとって、使いやすいものでなくてはなりません。そこで、IoTで取得したデータを生成AIを通して利用できる、革新的なユーザーインターフェースとして「BizStack Assistant」が誕生しました。パソコンがない場所や普段スマホしか使わない方でも、人間に話しかけるようにチャットで会話をしながら、現場のリアルタイムデータを活用できるようになります。

私たちは、IoTと生成AIをかけ合わせることで、あらゆる作業現場での働き方に革新を起こし、皆さまと共に新たな景色を創り出していきたいと考えています。ビジネスの世界に起きる革新という新しい景色を、一緒に観ましょう!

MDOE CEO Gaku Ueda

Co-founder 兼CEO / 上田 学 (Gaku Ueda)

インタビュー掲載記事